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ライムジュース (Lime Juice) とは?

ライムジュース (Lime Juice) が使われる主な国や地域:東南アジア諸国

ライムジュース(らいむじゅーす)は、ライムの果汁を絞ったもので、英語ではLime Juice、仏語ではJus de citron vertと呼ばれます。爽やかな酸味とほのかな甘味を持ち、料理や飲料の風味を引き立てるために使用されます。ライムジュースは、カクテル、サラダドレッシング、マリネ液、デザートなど、さまざまな用途に利用されています。

ライムジュースの歴史と言葉の由来

ライムジュースの歴史は、ライム自体の歴史と密接に関わっています。ライムは東南アジア原産で、紀元前1000年頃にはインドで栽培されていた記録があります。16世紀には、スペインやポルトガルの探検家によってヨーロッパに持ち込まれました。その後、ライムジュースは特にイギリスの海軍で、壊血病の予防として広く利用されました。このため、イギリスの水兵は「ライミー」と呼ばれることもありました。ライムジュースという名称は、果実のライムから直接採れる果汁を意味します。

ライムジュースの種類と製造方法

ライムジュースは、主に二つの種類に分類されます。フレッシュライムジュースと濃縮ライムジュースです。フレッシュライムジュースは、新鮮なライムを絞って得られるもので、最も自然な風味と栄養素を保持しています。濃縮ライムジュースは、ライム果汁を加熱処理して水分を飛ばし、濃縮させたもので、保存性が高いのが特徴です。どちらの種類も、料理や飲料に酸味と風味を加えるために使用されます。

ライムジュースの製造方法は、まずライムを洗浄し、果汁を絞り取ります。フレッシュライムジュースの場合、絞った果汁をそのまま瓶詰めします。濃縮ライムジュースの場合、果汁を加熱して水分を飛ばし、濃縮した後に瓶詰めします。市販のライムジュースには、保存料や甘味料が加えられることもありますが、無添加のものも人気があります。

現在の使われ方

ライムジュースは、その爽やかな酸味から、料理や飲料の多用途な調味料として広く使用されています。カクテルの材料としては、モヒート、マルガリータ、ダイキリなどに欠かせない存在です。また、サラダドレッシングやマリネ液、ソース、デザートの風味付けにも利用されます。例えば、シーフードのマリネやグリル料理には、ライムジュースをかけることで、風味が引き立ちます。

さらに、ライムジュースは健康にも良いとされています。ビタミンCが豊富で、抗酸化作用や免疫力向上に寄与します。また、消化を助ける効果もあり、食事の前にライムジュースを摂取することで消化が促進されると言われています。ライムジュースはまた、水に加えて飲むことで、爽やかな風味を楽しむことができ、デトックス効果も期待されます。

このように、ライムジュースは料理や飲料に多様な用途があり、その爽やかな酸味と風味が様々な料理を引き立てます。日常の料理に取り入れることで、健康をサポートしながら、料理の幅を広げることができます。



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